BudaMunk & Chikaramanga "The Quest" (7")
BudaMunk & Chikaramanga "The Quest" (7")
東京とロサンゼルスを拠点に活動するビートメイカー、BudaMunkとChikaramangaによるスプリット・ビート・プロジェクト『The Quest』が、7インチ(300枚限定)&デジタル配信で2025年5月23日(金)にリリース。
本作は、ふたりの音楽的探求(=Quest)をテーマに、各サイドに1曲ずつ収録されたビートは、それぞれのビートメイカーの個性が際立つ、全く異なるアプローチでプロデュースされている。
Side A: “Blunted Quest” by BudaMunk
BudaMunk節全開のスモーキーでヘヴィなグルーヴ感あふれる一曲。極端にピッチを下げたサンプル使いと、ラフなドラムが煙のように絡み合い、リスナーを一瞬で彼の内的な世界へと引き込む。シンプルでありながら、空間設計が絶妙で、BudaMunk流ビートメイキングの哲学が垣間見える。
Side B: “Lost Marvels” by Chikaramanga
Akai MPC 60特有の太く硬質なドラムが際立つ90s Hip Hopの空気感はまさにChikaramangaならではと言える1曲。ループの構成に変化を加えながら、ストーリー性を持たせているのもChikaramangaのおなじみのスタイル。ただの懐古では終わらない“今”の解釈が随所に込められている。
それぞれのビートメイキングのスタイルを象徴する、まさに「音の対話」と呼べるスプリット盤。異なる視点でビートを追求するふたりが、それぞれの「探求」を一枚に刻み込んだ。
About BudaMunk & Chikaramanga
BudaMunkとChikaramangaは、東京とロサンゼルスのビートシーンをバックグラウンドに持つ、日本人ベテラン・ビートメイカー。ふたりが初めて出会ったのは2000年代初頭のロサンゼルス。Chikaramangaが所属するGiant Pandaと、BudaMunkのクルーLive Radioが同じステージに立ったことをきっかけに、交流が始まった。以降、それぞれが90年代ヒップホップにルーツを持ちながらも、進化を続けるスタイルで独自のキャリアを築いてきた。
BudaMunkはJazzy Sport、Dogear、Delicious Vinyl、Fat Beatsといったレーベルから作品を発表し、スモーキーでレイドバックなビートで国際的な支持を集めている。
ChikaramangaはGiant Pandaのメンバーであり、ロサンゼルス発のレーベル〈TRES〉を主宰。MPC60を駆使したビートは、90年代の雰囲気と現代的なプロダクションが融合したスタイルとして評価されている。
都市や時代、スタイルを横断するふたりの音楽は、いまのグローバルなビート・カルチャーに新たな可能性をもたらしている。
Artist: BudaMunk & Chikaramanga
Title: The Quest
Cat#: TR396-096
Format: 7" Vinyl (45 RPM / Black vinyl with a large hole)
Condition: New (Original)
Track List
Side A: BudaMunk / Blunted Quest
Side B: Chikaramanga / Lost Marvels
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